
アオキポンプの特徴
アオキのダイヤフラムポンプ及びダイアフラム式ガス圧縮機・真空ポンプは、直動型機械作動式で、二重ダイヤフラム構造を採用しています。その構造から、液状流体には主にスラリーポンプとして、また様々な気体に対しては、ガス圧縮機として活躍しています。
これらのポンプ・圧縮機は発売以来、約40年になります。その間種々の改善、改良を加えて今日に至っております。
これらのポンプ・圧縮機は、往復作動式に属するダイヤフラムポンプ及びダイアフラム式ガス圧縮機・真空ポンプです。従って作動原理はピストンポンプ、プランジャーポンプやレシプロ型圧縮機と同一です。
無漏洩です。(ノンシール構造です。)
回転式ポンプのように、グランドパッキンやメカニカルシールなどがありません。
レシプロ型圧縮機のように、ピストンリング、グランドパッキンやメカニカルシールなど摺動部がありません。
流体と潤滑油とは隔離されています。
スラリーポンプとしては、二重ダイヤフラム構造ですので送液中へのオイルや不純物の混入が全くありません。
従って液体を純粋なままの状態で圧送できます。
ガス圧縮機としては、二重ダイヤフラム構造を採用しており、圧縮室と潤滑油室とが、空間を挟んで分離されているため、ガス中へのオイルや不純物の混入が全くありません。また、万一、ダイヤフラム破損時においても、空間でガスを検知することが可能なため、ガスと潤滑油が触れることが皆無です。
耐蝕材料の選択範囲が広いです。
スラリーポンプ
金属:FC,SUS304,SUS316,SUS316L
プラスチック:PVC,PTFE
ライニング:ゴムライニング
ガス圧縮機
金属:S25C,SUS304,SUS316,SUS316L
高圧力領域にも使用可能です。
スラリーポンプ 最高吐出圧力は8MPaGです。(液の種類、条件による。)
ガス圧縮機 最高吐出圧力9MPaGまでの実績があります。(ガスの種類、条件による。)
堅牢で耐久性に優れ、経年変化がありません。
主要交換部品は、
スラリーポンプ 液側ダイヤフラム、油側ダイヤフラム、ボールバルブ、シート、ガイド
ガス圧縮機 ガス側ダイアフラム、油側ダイアフラム、弁アセンブリー
程度です。上記部品交換にて、100%ポンプ性能を維持できます。よって、長期的に見れば、
メンテナンスが楽で、ランニングコストは安くなります。
二重構造ダイヤフラムのため、ダイヤフラムが破損した場合でも心配がなく、液やガスと潤滑油が混入することなく、後始末が簡単にできます。
その他、スラリーポンプとしては
・自吸能力がよく、吸い上げも可能です。
・空転が可能です。焼き付きの心配がありません。
・スラリー,スラッジなどに対しての耐摩耗に抜群に優れています。
・これは、しゅう動部、噛み合い部がないためです。
・衝撃、摺動、摩擦などが移送液に不都合の場合に最適です。
・高濃度液に最適です。
・高粘度液にも最適です。
・異物混入液(スラリー、繊維状など)にも使用できます。
その他、ガス圧縮機としては
・吸入圧力、吐出圧力がかかった状態での加圧起動が可能です。
・水分、微粒子等の混入に対して優れています。
スラリーポンプの構造
[ 構造(ダイヤフラムポンプ)⇒ ]
ガス圧縮機の構造
[ 構造(ダイアフラム式ガス圧縮機・真空ポンプ)⇒ ]
![]() http://www.aoki-slurrypump.com/ |
アオキ・スラリーポンプの詳細については、 「アオキ・スラリーポンプのサイト」 をご覧下さい。 |
![]() http://www.aoki-gascomp.com/ |
アオキ・ガスコンプレッサーの詳細については、 「アオキ・ガスコンプレッサーのサイト」をご覧下さい。 |
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